6月は「就職差別撤廃月間」です

就職の面接で、出身地や家族の職業、思想・信条に関することを聞いた、あるいは聞かれたことはありませんか。
面接でこのような質問をすることは、本人に責任のない事項や本来自由であるべき事項で応募者を判断することになり、就職差別につながるおそれがあります。採用選考は、応募者の基本的人権を尊重し、本人の適性・能力に基づき資質や長所を見いだすことを通じて行う必要があります。 就職の機会均等を保障することの大切さについて、皆さまのご理解とご協力をお願いします。

《 しない させない 就職差別 》

~働くのは私! 私自身を見てください~

■採用選考の基本的な考え方

●採用選考は
・応募者の基本的人権を尊重すること
・応募者の適性・能力に基づいた基準により行うこと
の2点を基本的な考え方として実施することが大切です。

●公正な採用選考を行う基本は
・応募者に門戸を開くこと
  求人条件に合致する全ての人が応募できるようにすることが大切です。
・応募者の適性・能力に基づいた採用基準とすること
  応募者のもつ適性・能力が求人職種の職務を遂行できるかどうかを基準として
  採用選考を行うことです。就職の機会均等とは、誰でも自由に自分の適性・能力
に応じて職種を選べることですが、このためには、雇用する側が公正な採用選考
を行うことが必要です。 (厚生労働省)