令和6年度「労務・人権啓発講座(Eブロック)」【対面開催】終了

  本講座は、管理責任を求められる労務・人事担当の管理職等を対象に、職場における人権課題及び労務に関する人権課題について、その現状や対応策・防止施策等に関する専門的な知識を習得することを目的として開催する講座です。

 多くの皆さまのご参加をいただきまして、ありがとうございました。

■日 時 2025年2月12日(水)13:30 ~ 16:40 (12:30開場)

■場 所 大阪市立阿倍野区民センター 大ホール (アクセス阿倍野区民センター

      ※公共交通機関をご利用ください

■対象者 大阪市内の事業所にお勤めの方

■参加費 無料

■手話通訳 あり

■講演内容

 講演Ⅰ(13:40~15:00)

 ●テーマ 働く人を大切に~人権の視点から外国人材の受入・育成・職場定着を考える~ 

 ●講 師 藤本 伸樹さん<一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター主任研究員>

藤本 伸樹さん

【講演趣旨】                                            

 少子高齢化と人口減少が続く日本は、すでに様々な分野において外国人材に依存しており、今後さらにその依存度は高まっていくものと考えます。そうした中、なくてはならないはずの外国人労働者が時々不当な扱いを受けており、権利が守られていないという事例が散見されています。企業が外国人労働者との共生に向けて、しっかりと人権を尊重していくために、外国人労働者受け入れの現状や育成・職場定着について考える機会とします。

 講演Ⅱ(15:15~16:35)

 ●テーマ 「公正な採用選考」の理解と遵守に向けて
      ~無意識・無自覚のうちに不適切な選考をしないために~ 

 ●講 師 一般社団法人公正採用人権啓発推進センター 啓発事業委員 

       奥村典子さん<積水ハウス株式会社人財開発部>

       加藤 真さん大和ハウス工業株式会社ヒューマンライツ推進室

【講演趣旨】 

 採用実務においては、応募者に対して無意識・無自覚のうちに不適切な選考をしてしまい、それが人権侵害につながることもあります。コロナ禍以降面接のやり方もオンライン面接の活用など大きく変化しており、新しい課題を含めてケーススタディを交えながら実践的なお話を伺う機会とします。人事(採用)担当者の方に多くご参加いただきたく存じます。