本講座は、管理責任を求められる労務・人事担当の管理職等を対象に、職場における人権課題及び労務に関する人権課題について、その現状や対応策・防止施策等に関する専門的な知識を習得することを目的として開催する講座です。
多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
■日 時 2026年1月15日(木)13:30 ~ 16:40 (12:30開場)
■場 所 大阪市立北区民センター ホール(アクセス:北区民センター)
■対象者 大阪市内の事業所にお勤めの方
■参加費 無料
■手話通訳 あり
■申込期限 1月13日(火)
■講演内容
講演Ⅰ(13:40~15:00)
●テーマ 多文化共生と地域社会〜外国人受入れと企業に求められる役割について〜
●講 師 田村 太郎さん<一般財団法人ダイバーシティ研究所 代表理事>

【講演趣旨】
日本で暮らす外国人の数は2024年末に370万人を越え、総人口の3%を占めるようになりました。様々な産業に外国人が就業し、外国ルーツの子どもたちも学校に在籍するなど、地域社会の構成員として身近な存在となっています。一方、外国人受入れに否定的な意見や、誤った情報を元に外国人の排斥を主張する動きも見られます。違いを認め合い共に生きていく多文化共生の視点から、地域の現状や企業に求められる取り組みについて考える講座として実施します。
講演Ⅱ(15:15~16:35)
●テーマ 『その弱さ、ひっくり返してみませんか?』~視覚障害と幸せの工夫から学ぶ、人権社会のヒント~
●講 師 西亀 真さん<幸せの入り口屋 初代当主/見えないから見える幸せ アイマスク講演家>

【講演趣旨】
誰しも健康で不自由なく充実した日々を送ることを望むものですが、現実は大きな病に侵されることもあります。そのような時、困難な状況に沈みがちになる心を、前向きな気持ちに切り替える手助けが必要です。今回の講演では、企業在職中に発病し、結果的に全盲になった講師自身の経験をもとに、それぞれ人が抱える悩みの壁を幸せの入り口として捉え、ポジティブに生活が送れるきっかけを得る講座として実施します。
