令和4年度「Aブロック 労務・人権啓発ブロック別講座(対面開催)」終了

 

労務・人権啓発ブロック別講座は、管理責任を求められる労務・人事担当の管理職等を対象に、職場における人権課題及び労務に関連する人権課題について、市内を5箇所のブロックに分割し、ブロックごとに地域の実情を踏まえたテーマを設定して開催いたします。Aブロック(北区・都島区・旭区・淀川区・東淀川区)では下記のテーマで開催いたしました。
(参加費無料・手話通訳あり)

【開催関係】

  日 時 :11月17日(木) 13時30分~16時35分
  場 所 :北区民センター 2階 大ホール


【講演内容】

 講演Ⅰ(80分)

  講 師   NPO法人 QWRC理事   桂木 祥子さん

  テーマ  「企業とLGBTQ ~多様性を認め合う職場づくり~」

講演概要

多様な人々を尊重することによって生み出される効果について考え、行動につなげていけるように、「性の人権について、性的指向と性自認とは何か」「職場の課題について」「参加者自身が、今日からできることを考えます」という、3つの趣旨に沿って話をしていただきます。多様な人材によって今までにない視点が生まれ、多様な顧客にも満足してもらえ  る、企業としても成長し従業員も働きやすいというwin-winを考えていきます。

講演Ⅱ(80分)

 講 師   人権教育・啓発講師、元NHK手話ニュースキャスター   中野 佐世子さん

 テーマ  「会社を社会をユニバーサルデザインに」

講演概要

2022年、1980年当時はほとんどなかったエスカレーターやエレベーターが主要な駅には設置され、車いす利用者は人力でホームに誘導されることは少なくなりました。発車時刻や入線を知らせる電光掲示が目まぐるしく変わり、ホームはドアで安全が確保されています。「障害者のため」に考えられたデザインは、高齢者、子ども、妊婦、トランクを引く旅行者、外国人、そして私達にとっても便利で快適です。身近にある便利 ・不便に気付き、「使い勝手が悪いから、ちょっと工夫してみよう」という気持ちと他者への想像力をブレンドして、ユニバーサルなデザインへの一歩を考えていきます。

多くの方のご参加ありがとうございました。

お問い合わせ:jimucenter@oc-jinken.org