労務・人権啓発ブロック別講座は、管理責任を求められる労務・人事担当の管理職等を対象に、職場における人権課題及び労務に関連する人権課題について、市内を5箇所のブロックに分割し、ブロックごとに地域の実情を踏まえたテーマを設定して開催いたします。Dブロック(天王寺区・東成区・生野区・城東区・鶴見区)では下記のテーマでオンラインにて開催いたしました。
(参加費無料・手話通訳あり)
【開催関係】
期 間 : 令和5年1月10日(火)~1月27日(金)
【講座内容】
講演Ⅰ(80分)
講 師 宮前 千雅子さん(関西大学 人権問題研究室委嘱研究員)
テーマ 「尊敬しあえる社会へ~水平社100年から考える部落問題~」
講演概要
令和2年に国や大阪市が実施した部落差別や人権に関する調査結果など、データに基づく人々の人権意識についてその実態を理解するとともに、現在発生しているマイノリティへの様々なバッシング等について考えます。また、水平社100年を振り返り、部落問題にみる日本社会を理解するとともに、将来に向けて差別のない尊敬しあえる社会をつくるため、何をなすべきかを考えます。
講演Ⅱ(82分)
講 師 田村 太郎さ ん(一般財団法人ダイバーシティ研究所 代表理事)
テーマ 「多文化共生時代の外国人の人権と企業に求められる取り組み」
~外国人雇用による持続可能な経営に向けて~
講演概要
さまざまな産業で外国人雇用が進展しており、文化や習慣の異なる人々とともに働く職場も増えています。日本における外国人受け入れの政策の推移や海外の動向について解説し、外国人が直面する課題や取り組み事例を学びながら、これからの持続可能な地域や職場づくりに求められる取り組みについて考えます。
多くの方のご参加ありがとうございました。