令和5年度「労務・人権啓発講座(Dブロック)」【対面開催】終了

  本講座は、管理責任を求められる労務・人事担当の管理職等を対象に、職場における人権課題及び労務に関連する人権課題について、その現状や対応策・防止施策等に関する専門的な知識を習得することを目的として実施する講座です。  

 多くの皆さまのご参加ありがとうございました。

■日 時 2024年1月18日(木)13:30~16:35 (12:30開場)

■場 所 大阪市立東成区民センター 6階小ホール (アクセス 東成区民センター

■対象者 大阪市内の事業所にお勤めの方

■参加費 無料

■手話通訳 あり

■講演内容

講演Ⅰ(80分)

●テーマ  日本社会と外国人労働者 

●講 師  望月 優大さん<株式会社コモンセンス代表>

望月 優大さん

【講演趣旨】                                            

 日本国内での少子高齢化の進行により、企業にとってこれまで以上に人材確保が困難になっていくことが想定され、特に中小企業にとっては労働力の確保が喫緊の経営課題になりつつあります。このような環境のもと、外国人技能実習生を雇用する企業の動きも活発化していますが、実習生の失踪、外国人労働者に対する人権侵害等、様々な問題も露呈しています。そこで外国人技能実習生等の現状を理解し、外国人と共生していくためのポイントを具体的に分かり易く説明いただき、理解を深めます。

講演Ⅱ(80分)

●テーマ ハラスメントを起こさない為に~コミュニケーションによる予防法~

●講 師 上野 大照さん<オフィス・コミュニケ-ションズ代表>

上野 大照さん

【講演趣旨】 

 ハラスメントは全ての企業に発生しうる問題であり、それによりメンタル面の体調不良や休業に至るケースなど、当事者だけでなく組織全体にも悪影響を及ぼす問題となることがあります。また、日常の対応の中で良かれと思って指導した結果がハラスメントと捉えられるなど、日頃のコミュニケ-ションの取り方次第で、相手の受けとめ方や結果が大きく変わってくるともあります。そこでハラスメントにならない、具体的なコミュニケ-ションの方法を分かり易く説明いただき、実践的な手法を学びます。