No. | 【人権腕だめし】 | 【解答】 |
---|---|---|
設問1 | ジェンダーとは、「社会的・文化的に作られた性差(gender)」のことで、社会や文化によって決まる男と女の違いをさしています。 SDGs は、その目標5に「ジェンダー平等を実現しよう」というテーマをあげています。これは、こうしたジェンダーにもとづく差別や偏見をなくすことをめざしているものです。 | 1 はい 2 いいえ |
設問2 | 性的指向・性自認や病歴、不妊治療等の機微な個人情報について、本人の了解を得ずに、他の人に暴露することを「アウティング」といいます。このような行為は、本人との信頼関係が崩れるだけでなく、重大な人権侵害を招き、人格的利益やプライバシーの侵害等の法的責任が生じる可能性のある重大な行為です。 | 1 はい 2 いいえ |
設問3 | 障がい者への「合理的配慮」とは、個人の気持ち次第の「思 いやり」のことをいうのではなく、共生社会にとって不可欠 の前提である機会平等、障がい者の意向、両当事者の対話を重視するものです。また障がい者を一括りにするのではなく、障がい者一人ひとりに対するものです。「合理的配慮」は、はじめから答えがあるのではなく、対話の中で着地点を見つけていくことが大切です。 | 1 はい 2 いいえ |
設問4 | 新型コロナウイルス感染症に対する知識や理解の不足による 過度の不安や恐れから、社会生活の様々な場面で、何か落ち度があったかのように感染者・回復者やその家族・関係者等を非難したり中傷したりする行為が発生しています。このような行為は、これらの人たちの日常生活を困難にするだけでなく、人と人との信頼関係やつながりを壊し、社会に対して危険をもたらしうる行為です。感染症についての正しい知識を持ち、予防に必要な注意を払い、人々の人権が損なわれないようにすることが大切です。 | 1 はい 2 いいえ |
設問5 | 私たちは、知らず知らずに、性別、職業、世代、学歴、人種・国籍など、その人の一部の要素と個人の性質・能力や行動とを根拠なく結びつけて、「同じカテゴリー(属性)の人には、共通してあてはまる」と決めつけてしまったり、その考えを他の人に押しつけたりしてしまうことがあります。このような自分自身では気づいていない「無意識の思い込み」による「ものの見方や捉え方の歪みや偏り」のことをアンコンシャスバイアスといい、無意識のうちに相手を傷つけたり、自分自身の可能性を狭めてしまうなど、様々な影響があるので注意が必要です。 | 1 はい 2 いいえ |
制作:大阪企業人権協議会(サポートセンター)
会員ログインしますと「人権腕だめし解説」がご覧いただけます。