本講座は、社内人権啓発・教育手法の習得を図りたい「人権啓発基礎講座」受講修了者等の人権啓発担当者、並びに更なるスキルアップをめざす社内人権研修講師等の人権啓発担当者を対象に、企業の社会的責任としての人権課題や企業で働く人たちに対する職場の人権等、人権を尊重した企業活動の実施に向けて、人権課題への対策手法や研修の実施手法など、実践的なスキルの習得を目的に開催いたします。
多くの皆さまのご参加をいただきまして、ありがとうございました。
■日 時 2024年11月6日(水)13:30~16:15 (12:30開場)
■場 所 大阪市立東成区民センター 大ホール (アクセス:大阪市立東成区民センター)
※公共交通機関をご利用ください
■対象者 大阪市内の事業所にお勤めの方
■参加費 無料
■手話通訳 あり
■講演内容
●テーマ 企業におけるカスタマーハラスメント対策
1. カスタマーハラスメントとは
2. カスタマーハラスメント判断基準
<休憩>
3.カスタマーハラスメント対策の重要性
4.管理職による従業員フォロー
●講 師 杉本 登志子さん<公益財団法人 21世紀職業財団 客員講師>
【講演趣旨】
第1部では、カスタマーハラスメントの発生状況などの現状を知り、企業にどのような影響があるかを理解します。また、カスタマーハラスメントの定義を理解し、どのような行為がお客様の意見なのか、どこからカスタマーハラスメントになるのか、その判断基準を探ります。
第2部では、カスタマーハラスメント対策の基本的な取り組みを理解し、事前準備・起こった際の対応について、企業として何をすれば社員を守れるのか、厚生労働省カスハラ対策マニュアルをもとに取り組むべき具体的対策を学びます。また、カスタマーハラスメントを受けたことにより、最前線で対応する従業員の精神的なフォローは大変重要です。管理職として、従業員を守る対策や社内研修をする際のポイントを学びます。