本講座は、管理責任を求められる労務・人事担当の管理職等を対象に、職場における人権課題及び労務に関連する人権課題について、その現状や対応策・防止策等に関する専門的な知識を習得することを目的として開催する講座です。
多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
■配信期間 12月2日(月)9:00 ~ 12月20日(金)17:00
■配信方法 YouTube配信による受講申込者限定公開です
■対象者 大阪市内の事業所にお勤めの方
■参加費 無料
■手話通訳 あり
■申込期限 12月17日(火)
■講演内容
講演Ⅰ(80分)
●テーマ 障害者と人権~障害者差別解消法と合理的配慮~
<講師は「障害の社会モデル」の考え方から「障害」という漢字を使用しています>
●講 師 長瀬 修さん<立命館大学 生存学研究所 上席研究員>
【講演趣旨】
国や地方公共団体や民間事業主が、障がい者を差別的に取り扱うことは既に禁止されていますが、令和6年4月1日に施行された「障害者差別解消法」の改正によって、「合理的配慮の提供」が新たに民間事業主にも義務付けられました。この改正が何を意味するのか、また民間企業に何が求められるのかなど、障がい者の人権を守るために何が必要なのかを考える機会とします。
講演Ⅱ(80分)
●テーマ インタ-ネットと人権
●講 師 金井 敬三さん<大阪企業人権協議会 サポートセンター 特任講師>
【講演趣旨】
様々な企業等がインタ-ネットを活用し、積極的かつ有効的に情報を発信している現代社会において、そこに内在する個人情報の保護や人権の観点からの正しい知識・留意事項を学ぶ機会とします。どういう問題がそこに存在し、何が必要なのかを具体的に分かりやすく説明いただき、今後のインタ-ネットの活用、SNSを用いたコミュニケ-ションの在り方等について理解を深めます。