労務・人権啓発ブロック別講座は、管理責任を求められる労務・人事担当の管理職等を対象に、職場における人権課題及び労務に関連する人権課題について、その現状や対応策・防止策等に関する専門的な知識を習得していただくことを目的とし、市内を5箇所のブロックに分割し、ブロックごとにテーマを設定して開催いたします。
開催にあたっては、大阪府の「新型コロナウイルス感染拡大防止対策」に基づき、十分配慮したうえで進めてまいります。
【開催日時】 令和3年11月15日(月) 13時30分~16時35分
【会 場】 東成区民センター 大ホール 収容人員:615名
【参加募集人員】 約3分の1の200名までといたします。
【講演内容】
【講演Ⅰ:(80分)】
① 講 師 株式会社ミライロ 代表取締役社長 垣内 俊哉さん
② テーマ 「企業にもとめられるデジタル化の合理的配慮 ~障がい者650名の声から見えた課題と解決手法~」

講演概要 2021年5月に改正障害者差別解消法が成立し、今後、民間事業者における合理的配慮の提供が法的義務になります。また、デジタル庁の創設により、民間事業者のDX(デジタルトランスフォーメーション)が進むことが予想されます。 今回、障がいのある方650名の声から見えたデジタル化における課題や企業の合理的配慮のあり方についてお伝えします。
【講演Ⅱ:(80分)】
① 講 師 フリーアナウンサー 薮本 雅子さん
② テーマ 「差別の背景~ハンセン病、女性、コロナ」

講演概要 華やかに見える「女子アナ」の裏側で、孤独、不安、自己嫌悪、無力感と闘いながら生きてきました。96年らい予防法廃止後から、長年ハンセン病問題にこだわりしてきた研究。そこにあった、その人に全く非がないにもかかわらず、レッテルを貼られ、偏見・差別にさらされる理不尽が他人事ではなく自分事であったことに気づく。薬害エイズ、障がい者、ハンセン病の取材を通じて見えてきたこの国の人権。社会が大きく変わりつつある中、過去から私たちは何を学んでいけばいいのかをお伝えします。
新型コロナウイルス感染状況を注視してまいりますが、感染拡大等で政府・大阪府などから自粛要請が発せられた場合などには、直前であっても、オンライン開催に変更させていただきます。また、対面開催の場合は、会場にて大阪コロナ追跡システムにご登録いただきますのでご協力をお願いいたします。