区支部活動

「姫路皮革産業をたずねて」2001/10/12〜10/13淀川区支部・東淀川区支部

 淀川区支部、東淀川区支部では、幹事企業の宿泊郊外研修を毎年開催しています。
 昨年は、姫路市にある皮なめしの工場地域を訪ねました。
 
 現場に行くまでの事前研修では、白なめしといわれる伝統技法をビデオで学習しました。
 皮革生産の歴史は古く、製革技術は朝鮮半島から伝来したといわれています。
白なめしは、江戸時代中期ころ開発された技法として、牛革を川水に漬けて脱毛し、塩と菜種油で揉み上げて天日に晒し、白色の皮に仕上げてゆくものです。
 
現地では、地域センターで、実物を手にとって見たりしながら、播磨藩での皮なめしの歴史や、現在の様子などの説明を聞き、工場地域を案内していただきました。
 皮の表面を、ペーパーやへらなどを使って、手作業による皮なめしを見ていく中では、絹織物のようなしなやかさ、さらに、手で触ってみて皮とは思えないやわらかさに、参加者一同より、高度な技術に感嘆の声が聞かれました。
 
 しかし、近年は、アジア地域からの安価な製品によって経営も困難になり、相次ぐ工場閉鎖へと追い込まれているのが現状ということでした。
 
 今回の研修では、地元関係者の協力によって実現したフィールドワークで、普段当たり前のように使用している革製品は、機械はもとより、手作業による高度な技術で、作られていることを、改めて認識することができた郊外研修となりました。
 
 夜には、大阪市立の宿泊施設「塩楽荘」で異業種間の交流会となり、会員同士の親睦を大いに深めることができました。

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