区支部活動
「フィールドワーク IN 京都」 2003/9/11 大正区支部
大正区支部では、毎年、支部の会員企業を対象に研修会を実施しておりますが、今年度は初めての試みとして「一日フィールドワークによる研修会」を開催しました。
今回の研修の目的地は京都。出発してまもなく、車中では「えせ同和」をテーマにビデオ学習がスタートしました。参加者全員の学習意欲が高まり始めたこ頃、バスは最初の目的地、京都千本北大路の「ツラッティ千本」に到着しました。
「ツラッティ千本」は京都の北西に位置する「楽只(らくし)地区」の地域コミュニティーセンターとしてまた、同和問題をはじめ広く人権問題を学習する場として、1994年(平成6年)12月1日に設立されました。
今回は当センターの熊谷さんより地区の同和問題の歴史を物語るさまざまな資料をもとに説明を受けたのち、館内を見学しました。
現在では、若手が地域外へ転出し、高齢化の加速が深刻な問題となってきており、地域の活性化に向けたさまざまな取り組みも展開されているそうです。
次に訪れたのは、京都駅にほど近い柳原銀行記念資料館です。柳原銀行は皮革の街であった「嵩仁(すうじん)地区」に地元の有志が中心となり、1899年(明治32年)に設立された唯一の銀行でした。
差別の為に資金が得られなかった町内の皮革業者に融資をし、地域の産業の育成、振興に大きく貢献しました。
現在は、当時を偲ぶ資料で埋め尽くされた記念資料館として、また、歴史と文化の啓発施設として、地域内外を問わず多くの皆さんから親しまれています。
その後は、地域を散策し、京都でのフィールドワークは幕を閉じました。
残暑の厳しさが残る一日でしたが、実際に歩いて、見て、聞いて、触れて、自分の五官で感じ、従来の講演会やビデオ学習では味わえない大きな成果を得られた事が、参加者にとってなによりの「お土産」となりました。
来年度は、他支部との交流を兼ねて合同研修会の企画も検討していきたいと考えております。